管理人の旅メモ
旅行業界・観光業界に経済効果を与えてほしい・・
「愛・地球博」に行ってみました!
2005年 3月25日〜3月27日
コ  ー  ス
      14:20                     16:10  17:20
3/25  自宅−太宰府IC−九州道−新門司IC−新門司港〜〜〜名門大洋フェリー船中泊
            05:20          9:30     15:30         20:00
3/26  〜〜大阪南港−シャトルバス−「愛・地球博」−シャトルバス−大阪南港〜〜船中泊
          8:00                         10:00
3/27  〜〜新門司港−小倉東IC−九州道−太宰府IC−自宅

子供に人気のロボットステーション
1970年の大阪万博に行ったのは私が6歳の時でした。
あれから35年、私にとって2度目の万博は自分の子供たちを連れて行きました。
2005年3月25日より開催された21世紀初の万博「愛・地球博」見学の記録です。

■旅行期間/2005年 3月 25日(金) 〜 27日(日)

■人員/大人2・小人1・幼児1

■コース/別途表記

■交通手段/某旅行業者さんのツアーに乗りました。

行動記録

3月25日(金)天候晴れ

14:20 福岡県の自宅
     途中買い物・福岡都市高速・九州道
16:10 新門司港名門大洋フェリーのりば
16:30 乗船
17:20 新門司港出航



3月26日(土)天候晴れのち雪のち雨のちくもり

05:20 大阪南港入港・下船

05:30 愛・地球博シャトルバス「エキスポライナー」乗車
     (バスは国際興業の55でした)
05:45 大阪南港出発
     (乗客は私たち4人と他に4人の合計8人)
06:30 新大阪駅(3名乗車・・多分国際興業の
           公休ガイドだと思う・・業界人のカン!)
06:45 新大阪駅出発
07:05 名神吹田通過
07:45 名神栗東IC通過
07:50 菩提寺PA休憩
08:00 菩提寺PA出発
08:50 大垣IC通過
09:15 小牧JCT通過
09:25 名古屋IC通過
09:27 日進JCT通過
09:29 長久手IC通過
09:31 愛・地球博東ターミナル到着
09:35 東ゲートで手荷物検査待ち
09:45 東ゲート通過
10:05 マンモスラボで予約の確認
10:15 長久手日本館に並ぶが60分待ちとのことで
     あきらめて早めの昼食
10:25 フードコートで早めの昼食
     味噌カツ丼1.000円・チャーシュー麺1.000円
10:35 アジア各国のパビリオン見学
     オーストラリア館が10分待ちでその他は
     待ち時間なし。
12:05 マンモスの予約時間なのでマンモスラボ入り口へ
     オレンジホールから入場→予約時刻ごとに並ぶ
     →室内に入る→コードレスの案内受信機貸与
     →受信機の使い方説明・注意事項説明
     →10分間のハイビジョン鑑賞
     →オレンジホール見学
     →マンモス・ラボでは動く歩道でマンモス見学
     (所要時間1分以内)
13:10  マンモス・ラボ出口
13:25  ロボットステーション
14:00  トルコアイスクリームを見て食べる
14:15  公式売店
14:40  会場退場
14:45  万博会場駅(リニモ15:56発に乗車)
14:58  陶磁資料館南駅下車
15:05  東ゲートシャトルバスターミナル着
15:30  愛・地球博シャトルバス「エキスポライナー」乗車
     (帰りも同じ乗客8名+バスガイドらしき3名+
      某エージェントの担当者が偶然乗ってきた)
19:00  大阪南港着・名門大洋フェリー乗船
20:00  大阪南港出航


3月27日(日)天候晴れ

08:00  新門司港入港・下船
      途中朝食
10:30  自宅着
団体旅行の誘客には情報収集が大事!

今回の万博見学で感じたことは・・

1.募集団体と一般団体とでは旅行業者のお客様に対する
  インフォメーションの内容が異なるであろう点。

2.万博の滞在時間を九州発の各団体旅行商品では
  5〜6時間で設定されていることについて。

3.団体バス駐車場から西ゲートまでの距離と予約満車
  日の問題について。

4.パビリオン予約に対応するかどうかについて。

5.万博会場での対応(持ち込み制限品等)が日によって
  変動する問題。

6.日よけ雨よけがないという天候対策が弱い点。




旅行の計画から出発まで

今回の旅行は3月上旬から計画した。
当初は単独での見学を予定していたが、春休みということもあり家族4人で行くことにした。いわゆる一般的なファミリー旅行の典型・・大人2名・子供2名である。


情報収集の手段としては「愛・地球博」公式ホームページと市販の情報誌を使った。情報誌は愛知県では多数販売されているが福岡では数少ない。私が本屋を訪ねたときには「愛知万博ぴあ」(定価700円)しかなく、しかも2冊しかなかったのでこれを買った。他にも愛知の書店で見てみたが、「愛知万博ぴあ」という情報誌が一番優れていると思った。

公式ホームページは毎日欠かさず見ていた。
特にパビリオン予約のページは毎日5回以上見ていた。
入場券を事前に持っているかどうかで情報収集の仕方と予約方法が異なってくる。

つまり入場券裏に記載されている12桁の数字を持っているかどうかである。旅行業者が主催するツアーで事前に入場券裏の番号を旅行客に教えている業者は数少ない。
弊社が調べたところ福岡市内では1社だけであった。
今回私が申し込んだ旅行業者は番号を教えない業者であったが、業界人ということで特別に入場券を前渡ししてくれた。この12桁の番号でパビリオン予約をインターネットから行う。

また、携帯メールアドレスを登録することで万博の見学プランを作成したり、専用サイトで会場内の施設を検索したり地図を携帯電話に表示させることができる。なんといっても便利だったのが、各パビリオンの現在の待ち時間が携帯で検索できることだ。

では現実的に、旅行業者がお客様に12桁の番号を事前通知することはどうなのか?大変な作業になるし、万一間違いが発生すれば大変だ。かといって、予約なしでは滞在時間5〜6時間ではまず人気のパビリオンは見ることができない。

私が入場した日の入場者数は5万人程度で目標の3分の1とのことだが、それでもマンモスラボの整理券は9時30分から配布されても14時20分しか入手できない。
これが本当に目標の15万人が入ったらどうなのだろうか?


万博会場滞在時間
九州からの団体旅行商品は万博会場滞在時間が5〜6時間であることには理由がある。これはプロの業者ならわかることなのであえて説明しない。しかし、団体バス駐車場の最も遠い場所から西ゲートまではリニモの一駅分ぐらいの距離がある。
またゲート入り口は長蛇の列で手荷物の検査を受けなければ入場できない。貴重な滞在時間の1割が入場までの時間として費やされる。

一般団体を誘客する場合は必要な情報をお客様に伝えて、十分に納得頂く必要があると思う。「万博がメインの旅行なのか?」又は「2泊3日の旅行の中の一部に万博という見学箇所が入っているのか?」という考え方で、対応も異なってくる。

パビリオン予約なしで5時間という滞在時間では人気パビリオンは1カ所見れれば幸運である。
かといって、6時間以上の滞在時間があったとしてもある疑問が生じる。会場内は予想以上に歩くことが多い。場内移動手段としての乗り物もあるが、乗り物が来るのを待つよりも歩いて移動しようとするからか結局ほとんど使わなかった。また、ほとんどの乗り物が有料だということもあるのかな?

6時間の歩行
というのはほぼゴルフの1ラウンドに匹敵する。
私の子供たちも入場5時間を経過したところで歩き疲れてきた様子だった。
マンモスラボ(オレンジホール経由)は入場からマンモスを見て出口を出るまでの約60分間座るところは全くない。
単純に滞在時間を増やせばよいというものでもないと言えそう。


近道
会場内には意外と近道がある。
読図(地図とコンパスによる目標到達)ができる人は、会場詳細図に磁北線を引いてコンパスを持ってくることをすすめる。
ただ、近道には階段が多い。


会場側の対応の変化
3月25日はりんごやバナナは持ち込めず、来場者にはすべて自主的に捨ててもらっていたそうだ。(3/25入場した人の話)。
私たちが入場した3月26日は果物の持ち込みは出来るようになっていた。

愛知万博公式ホームページには「持ち込み制限品」について詳しく掲載されているが、理解しにくい点もある。
私たち4人は各自水筒にお茶を入れていたが、3人は中身の確認まで受けたが1人は中身の確認を受けずに通された。

「弁当」は持ち込み制限品となっているので、パンを一個づつラップに巻いてクロワッサン10個・あんパン5個・クリームパン5個を持ち込んだが手荷物検査で問われなかった。

さて、旅行を申し込んだお客様から「持ち込み制限品」等の問い合わせは各旅行会社に寄せられることは必至と思われる。しかし、万博会場側が日々対応を変えるようなので、会場側に準じたお客様へのインフォメーションが必要となってくると思われる。
これらはマニュアル化した上で最終的にはお客様ご自身で現地に確認して頂くことになるのかな?

ところで・・
開幕当日から3日間は団体予約のない入場や団体バス駐車場の予約なしでの来場も多数見受けられたらしく、旅行業者に対して徹底を促すよう万博協会は働きかけている。

お得意さま各位へ

「愛・地球博」関連の団体誘致につきましては当案内所をご利用頂き誠に有り難うございました。
今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

2005年8月吉日

フロントフクオカの宿泊施設と貸切バス

フロントフクオカ
URL http://www.frontfukuoka.com
(有)トラベルロード

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